[台北 2日 ロイター] 2日の台湾株式市場は上昇。前日の米株高を受けて、第2
・四半期の見通しが良好な聯華電子(UMC)(2303.TW: 株価, 企業情報, レポート)など主力輸出企業のハイテク需
要の高まりに対して楽観的な見方が強まった。加権指数は43.71ポイント
(0.49%)高の8963.63。
労働節に伴う1日の休場後で活発な商いとなり、出来高は1777億6000万台湾ド
ル(58億米ドル)。4月30日の出来高は1484億4000万台湾ドルだった。
ある市場関係者は「大手ハイテク企業の四半期収益の一部を見れば、企業のファンダメ
ンタルズは改善している。相場は上昇トレンドだ」と述べた。
また、米株高が持続すれば、加権指数は来週、9200まで上値を試す可能性があると
いう。同指数は対中関係改善への期待などを背景に、1月終盤の安値から20%上昇して
いる。
UMCは第2・四半期のウエハー(基板)出荷や利益率の増加見通しを発表し、1.9
%高となった。
台湾積体電路製造(TSMC)(2330.TW: 株価, 企業情報, レポート)は2%高。液晶表示装置(LCD)メーカー
の友達光電(AUオプトロニクス)(2409.TW: 株価, 企業情報, レポート)も3.5%上昇した。これにより、エレク
トロニクス株指数は0.4%高。銀行・保険株指数は0.8%高。
電子部品メーカーの精密工業(2317.TW: 株価, 企業情報, レポート)は四半期利益が予想を下回り、4.3%安。
華碩電脳(アスーステック)(2357.TW: 株価, 企業情報, レポート)は0.2%高。同社の受託製造子会社が、米ソ
フトウエア最大手マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)の家庭用ゲーム機「Xbox(エックスボック
ス)360」初の次世代DVD「ブルーレイ・ディスク(BD)」対応機種を受注したと
報じられた。
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