http://touch-ds.jp/mfs/st106/interview3.html杉岡 今回の商品で初めて使われた
「NANDカード」のことですね(笑)。
岩田 「NANDカード」というのは、
NANDメモリという大容量化に適したフラッシュメモリを搭載した
新しいタイプのDSカードです。
通常のDSソフトで使われているDSカードと比較して
大容量のデータを書き換えて保存することができることや、
データの消去や書き換えが高速に行える特徴があります。
もしわたしが阿部さんに
「NANDカードを使ったら」とさえ言い出さなければ、
このソフトはもう少し早く出せたはずでした。
杉岡 岩田さんからアドバイスをいただいたあと、
すぐに社内のハード担当スタッフに相談したんです。
この開発スケジュールで「NANDカード」を使いたいと。
そしたら「やめたほうがいい」と言われたんです。
スケジュール的にちょっと厳しいということで。
岩田 それでも採用しようと思ったんですね。
杉岡 「NANDカード」は、データの書き換え速度が
圧倒的に速かったですから。
もともとは『バンブラDX』で使われたDSカードと
同じものを採用するつもりだったんですけど、
それだとどうしてもセーブするのに時間がかかってしまうんです。
『俺』というゲームは、
つくってはセーブし、つくってはセーブしと
つくったデータを頻繁に保存したくなるんですけど、
『バンブラDX』のDSカードだと4~5秒待たされて、
それがストレスになってしまうんです。
だから、いくら開発が難しくても、
セーブ速度が圧倒的に速い
「NANDカード」を採用すべきだと考えました。
阿部 それに、セーブできるプチゲームの本数が
増やせるというメリットもありましたしね。
ちなみに、90種類まで保存ができます。
岩田 ええ、そういう相性の良さがわかっていたからこそ、
開発途中でできあがりつつある「NANDカード」を
使ってみてはどうかと提案したわけです。
でも、ゲームソフトで初めて採用したメモリだっただけに
原因不明の問題が発生してしまいました。
杉岡 開発機材ではまったく問題がなかったのに、製品仕様の段階で
そのメモリを使ったら、突然止まる現象が起きてしまって。
采用了新卡,开发机上没事,放真机器上就会死机。SB9可能也就是用了这东西,翘了