任天堂の岩田聡社長は17日、大阪市内で業績の下方修正について記者会見した。ゲーム機販売中心の事業構造のあり方を見直す方針を示した。主な一問一答は以下の通り。
――ゲーム機自体の需要が縮小している。
「スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)に取って代わられるという論調があるが、ゲーム専用機ビジネスの未来は暗いとは思っていない。世の中の変化に合わせて提案できるかだ。スマホゲームの『パズドラ(パズル&ドラゴンズ)』が携帯型ゲーム機ニンテンドー3DSのソフトになって1カ月でミリオンセラーになった」
――事業構造を変える考えは。
「ゲーム機だけをつくって今までと同じ売り方をすることが今後ずっと続くかどうかは疑問を持つべきだ。新たな事業構造は考えている。30日に開く経営方針説明会で具体的に話す」
――常に消費者より先に変わってきた任天堂が、今は遅れていないか。
「未来に向けて種を仕込んでいる。それが後追いに見えるか、びっくりなのかは結果のみで評価してもらうこと」
――来期にどのように黒字するか。
「国内で3DSの勢いを維持したうえで海外事業の活性化を狙う。据え置き型ゲーム機『Wii U』は今年出すソフトで期待できるものがある。それを軸に普及台数を増やす」
――下方修正を受けて引責辞任の考えは。
「退任はしない。大幅修正なので役員報酬をさらに減額するなどのけじめは必要だ。努力したが結果を出せなかったことは責任を感じている」
问答全文,能仅凭这些解读出进军手游的都是人才