構え かまえ
ポーズそのものと、ポーズを変える技の総称。
『鉄拳』シリーズでは「特殊動作」という名称がついている。そのため同シリーズについては特殊動作を参照。
概要編集
一部のキャラクターに実装されている。構えを有効、あるいは変更することによって、姿勢を変えて食らい判定の大きさを変えたり、使用可能な技を変更する。
構えがあるだけで必然的に操作がややこしくなるため、テクニカルキャラの証とも言える。
なお、2D対戦型格闘ゲームで、ゲージを消費して一時的に性能を強化するものは基本的に含まない。
種類編集
キャラクターが最初から複数の性質の異なる構えを所持していてそれらを好きなタイミングで切り替えることができるタイプと、必殺技として短い間だけ特殊な構えに移行するタイプがある。
前者は構えに応じてキャラクターの移動力や出せる通常技・必殺技が変化し、状況に応じて適宜構えを切り替えて戦うことを意図したものが多い。基本的に別の構えに切り替えるまで構えは永続する。構えの切り替えはコマンド入力で行うが、硬直が極めて少なかったり他の動作をキャンセルできたりする場合が多い。そのため構え切り替えを使った隙消しによる強力な連続技や固めができることもある。
後者は、構え中はガードができないなどのデメリットも抱える一方で、構え中は喰らい判定が低くなる・強力な派生技が出せるといった恩恵を受けることが多く、使いこなせば強力な立ち回りが可能になる。また一定時間経過する・派生技を出す・攻撃を喰らうと構えが解けるものがほとんどである。
構えが実装された主なキャラクター編集
キャラクターの特性としての実装編集
元(流派切替:喪流・忌流)
メイ・リー(構え変更/変身:スタンダードモード・ヒーローモード)
シャオロン
天草四郎時貞(剣サムの魔力変質)
黄龍(変技ノカマヘ)
ツインザムV(チェンジクロスツインザム:ツインザム1・ツインザム2)
ミト(構え切り替え:罪の構え・罰の構え)
アーチャー(投影)
ギルガメッシュ(スタイルチェンジ:エア・バビロン)
大山 凛(構え変更:那覇手・首里手)
アマテラス(器替え)
イザヨイ(スカーレットジャスティス)
必殺技として実装編集
鎮元斎(望月酔)
キム・カッファン(CVS・KOF MI)
双葉 ほたる(NBC以降)
ジョン・フーン
マルコ・ロッシ(コンバットスタイル)
チェ・リム
ミニョン・ベアール(キトゥンスタイル)
ジヴァートマ
龍健(伏狼・乱影)
ジークフリート・シュタウフェン
アイヴィー
風間 アキラ
パワードアキラ
水無月 響子(燃えジャス以外)
ザキ
ハザマ (ザ・ランブルフィッシュ)(回身流転の構え)
ドロンジョ(ウルトラリラックス)
ハザマ (ブレイブルー)(蛇刹)
カグラ=ムツキ(ブラックゲイル)
ジル・バレンタイン(獣性、MVC3のみ)
ユズリハ(威気静心之構)
レオ=ホワイトファング(ブリュンヒルドの構え)
ジョニー(ギルティギア)(ミストファイナー)
共通システムとして実装編集
堕落天使(スイッチング)